某研究施設に勤務する研究者です。研究や趣味の麻雀のこと。

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最終更新 2011-03-04

当ブログのデータ等を転載したい場合は筆者まで一報願います。

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牌譜解析記事まとめ
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カテゴリ:牌譜解析( 15 )
【牌譜解析】チートイドラドラはリーチ?
こんにちは、HAZです。
七対子をテンパイした2つの手牌で、特に条件のない平場です。
(1) 子6巡目ドラ2p
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(2) 子6巡目ドラ2p
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(1)はドラドラ含み、(2)は西を切ってドラ単騎待ちにすると両方ともダマで出アガリ6400点あります。さて、この2つの七対子はそれぞれリーチとダマ、どっちなんでしょう。

今回は七対子ドラドラまたはドラ単騎の手牌のリーチについてです。ダマで6400をリーチして8000まで打点を1600点上乗せするメリットはどのくらいあるのでしょう。局収支、和了率、ツモ和了率などいくつかの視点で調べてみました。

(1) ドラ対子がある七対子を先制テンパイした場合
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この図は既に手牌ドラ対子がある七対子を先制テンパイ時にダマにした場合とリーチした場合の局収支を示したグラフです。
(※解析データ:天鳳鳳凰卓牌譜224万3780局 ← 解析も超大変w)

七対子ドラドラはリーチすれば出アガリでマンガン、ツモでハネマンになる勝負手です。一方、出アガリ打点を考えると、既にダマで6400点の手を1600点加算のためにリーチ宣言するメリットがどの程度かがポイントですが、なんと局収支はリーチを打った方がどの巡目でも2000点程度も高くなります。出アガリ打点自体の差は1600点ですから、これは圧倒的な差です。

では、どうしてこんなにも大きな差が現れるのか掘り下げてみましょう。
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この図はそれぞれケースでの自分がアガった割合と自分以外の他家3人のうち誰かにアガられてしまった割合を示しています。まず最初に青色のデータから見ましょう。これはダマ(白抜き)とリーチ時(青塗り)における自分がアガった割合です。

なんとリーチした方が和了率が高い!

9巡目までのリーチなら50%以上の確率でアガれています。該当する牌譜をいくつか見ましたが、もちろん何でもリーチすればよいというわけではないようです。七対子は単騎を自由に選べるので、状況に応じて拾いやすい待ちにしてリーチを打った方がむしろアガれるんですね、ふむふむなるほど。

次に、赤色のデータを見てみましょう。これは残念ながら自分がアガれずに他家3人のうち誰かにアガられてしまった割合を示しています。七対子はダマにしていると、終盤を除いて他家にアガられてしまう確率が15%近くも高くなってしまいます。これは以前の記事「【牌譜解析】局収支が最大となる攻撃は?(その2)」でまとめたように、愚形テンパイをダマにしていると、他家に自由に手を進められて、そのままアガられてしまう確率がアップしてしまうという理屈と同じですね。なるほど打点、和了率、他家にアガられてしまう確率の全ての面でリーチ有利では局収支に打点以上の差が現れるワケですね。では次に、ドラ単騎待ちのケースを見てみましょう。

(2) 七対子のドラ単騎待ちをを先制テンパイした場合
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この図は七対子ドラ単騎待ちを先制テンパイ時にダマにした場合とリーチした場合の局収支を示したグラフです。序盤から中盤にかけて500~1000点くらいリーチの方が局収支は高いですが、先程の既にドラ対子があるケースと比べると、ダマにしろリーチにしろ局収支がグンと下がってしまいました。序盤のリーチでも3000点程度なんですね。参考までにドラのない七対子のみをリーチした場合の局収支を緑色のデータでプロットしています。冒頭の手牌からドラを切ってリーチしても、ドラ単騎の七対子の局収支と同じくらいになるんですね。
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同じようにこちらも和了率を分析してみます。青色のデータ(自分がアガる割合)から見てみましょう。こちらはリーチすることによって全ての巡目において和了率が5~10%程度低下しています。リーチがかかればドラがどのような牌であっても簡単には打たれません。手牌にドラ対子がある場合に比べると全体的に和了率が半分くらい下がるんですね。しかし、赤色のデータ(他家3人の誰かにアガられる割合)を見ると、やはり終盤以外ではリーチを打った方が他家のアガリを5~10%は避けられるようです。ドラ単騎でも自分のアガリを最大限に拾いたければダマ、他家にアガらさせたくなければリーチという感じでしょうか。

なお、ドラのない3200点リーチの和了率は(1)のケースのリーチ時和了率とほぼ同じになります。こちらは上で示したようにドラ単騎の局収支と大して変わらない上に、単騎を選べるメリットで和了率は2倍近く上がるので、マンガン以上が必要な局面でなければドラを切ってアガリ易い単騎でリーチというのもアリでしょう。
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この図は先制テンパイした七対子ドラ単騎待ちをアガった場合のツモ和了の割合を巡目ごとに示したグラフです。リーチした場合は易々とドラは出ませんから60%以上の確率でツモ期待になります。言いかえれば、七対子ドラ単騎リーチをアガるときは6割以上ハネツモになるんですね。参考までにダマの場合も全部ひっくるめてプロットしていますが、おそらくこちらはドラ牌の種類によって多少なりとも出やすさは変わるかもしれません。

今回は七対子ドラドラの手牌のリーチについて調べました。
ところで裏ドラについては今回触れませんでしたが、七対子はドラがなくてもリーチしてツモって裏ドラが乗ればハネマンになります。
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例えば、ハネマンが欲しい局面(例えばドラは2p)で4巡目にこんな手牌で早々に七対子のみをテンパイしてしまった場合は、ドラを引くまで待つよりも、このままリーチしてツモ裏ドラを期待する方がハネマンになりやすいという話を聞いたことがあります。確かに(2)で示したように、ドラ単騎待ちのケースの局収支はドラのない七対子のみのリーチの場合とほとんど同じなのでそうなのかも知れませんね。これはドラの見えている枚数はもちろんのこと、そもそも七対子はどのくらい裏ドラが乗るのかってところがポイントだと思います。個人的にちょっと興味あるのでこっそりやってみようかなw

(今回の記事後半のドラ単騎待ちについては、りんかーんさんからのリクエストがありました。)
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by doraaka | 2011-09-28 20:09 | 牌譜解析
【牌譜解析】安全牌ゼロでの端側のアンコ落としは有効?
こんにちは、HAZです。
(A) これは福地誠氏の「ネット麻雀・ロジカル戦術入門」に掲載されている暗刻落としの牌姿を少し変えたものです。4巡目に先制リーチが入った局面で捨牌も字牌と端牌だけで、手牌にはドラもなく現物が1枚もありません。
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(B) 次は上の牌姿をさらにちょっと変えたものです。
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さて、このようなリャンシャンテンの手牌から、どうせ全て危険牌なんだからと真っすぐ行かずに、1mまたは2mの暗刻落としに行くのは有効な守備と言えるのでしょうか。

今回は先制リーチを受けて現物が1枚もない場合の端側の無スジ(19牌または28牌)の暗刻落としについて調べてみました。暗刻落としの本意は1枚通すことで3巡の安全を保証されるからという考え方です。ではまず最初に、そもそも無スジの暗刻というのはどれくらい危険なのか見てみましょう。
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この図は先制リーチ1件を受けて現物が1枚もない局面で、暗刻の無スジ牌を切った場合と暗刻でない無スジ牌を切った場合に、その打牌そのもので放銃となる割合(9巡目まで)を示したグラフです。
(※解析データ:天鳳鳳凰卓牌譜224万3780局 ← 解析も超大変w)

赤のデータと青のデータは、それぞれこれは自分の手牌のうち暗刻または暗刻でない無スジ牌を切った場合に、その牌で放銃となる割合を牌の種類ごとに示しています。どちらのケースも内側の数牌ほど無スジ牌の危険度が上がっているのが分かります。

さて、暗刻の牌がどのくらい危険なのかは、これらの2つを比べることで分かります。なるほど確かに全体的に見て赤のバーの方が長いのが分かります。でも37または456牌の無スジ暗刻の放銃率に比べると、端側の牌ほど差が小さくなっています。19牌に至っては暗刻であるか否かは危険度にほとんど影響しないようです。

だから冒頭の牌姿(A)からオリるなら、何も情報がなければ1mを切った方が良いようです。牌姿(B)では暗刻の牌が2mです。上のグラフから同じ28牌ならば暗刻の牌の方が危険なので、とにかく今この瞬間の放銃を最大限に避けようと思ったら、暗刻でない2pまたは8pを切った方がよいということになります。

でも、ここでの本当の問題は、今この瞬間を切り抜けることではなく、「少々その牌が危険であっても、もしこの牌が通れば最低3巡は凌げるから」というのが暗刻の牌に手をかける本意です。もちろん、その牌で放銃してしまえばそれまでですが、その局の終わりまで見た場合に暗刻落としはどの程度有効なのでしょうか。
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この図は先制リーチ1件を受けた局面で、現物が1枚もないリャンシャンテン以前の手牌の場合に最終的に放銃してしまった割合を巡目ごとに示したグラフです。

まず、緑丸と青丸のデータから見てください。
これは、この局面で自分の手牌から暗刻でない無スジの19牌または28牌を切った場合に最終的に放銃した割合を示しています。両方とも巡目が深くなるにつれ放銃した割合が減っていくのが分かります。「最終的に放銃した割合」というのは、最初に手をかけた無スジ牌自体による放銃はもちろん、この牌がリーチ者に通ったとしても終局までに放銃してしまった割合を表します。

次に、赤四角と青四角のデータを見ましょう。
これは、この局面で現物はもちろん、スジ、ノーチャンス、ワンチャンスすら1枚もなく、かつ手牌に無スジ19牌(赤四角)または28牌(青四角)の暗刻がある場合に、それぞれの暗刻の牌を切ったとき最終的に放銃した割合を示しています。19暗刻を切った場合も28暗刻を切った場合も最終的に放銃する確率は5~10%程度であることが分かります。これを緑丸や青丸のデータと比較してみると、同じ無スジ牌でも端牌の暗刻から切った方が最終的に放銃となる確率は約半分程度に抑えられています。

但し、実はこの結果の解釈はそれほど単純ではありません。このような手牌の場合にはシャンテン数は高くても全て危険牌である以上真っすぐアガリに向かったケースがあるからで、特に暗刻落としをしない方にこの偏りがあります。しかし、このような姿勢の違いはあるにしても、実際問題として、上の図の下側のグラフ「最終的に和了した割合」から分かるように、この状況からの和了率は序盤で10%以下、中盤以降は5%以下ですから、アガるより放銃してしまう可能性(10~20%)の方が2倍くらい高いんですね(真っすぐ行ったケースだけを選んでも放銃率と和了率の両方が上がることが予想できます)。
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この図は先制リーチ1件を受けた局面で、現物が1枚もなく、ある無スジ牌を通した場合にその3巡後の手牌にあるリーチ者の現物枚数(メンゼン手)を巡目ごとに示したグラフです。

暗刻でない無スジ牌(青丸)を切った場合の3巡後の手牌にある現物は約1.5枚程度、暗刻の無スジ牌(赤四角)を切った場合は序盤で約2枚、中盤以降で約3枚になっているのが分かります。期待してもよい現物枚数に2倍程度の差がありますね。

ここで青丸のケースでも現物1.5枚くらいは期待してよいのかと思うかもしれませんが、このグラフの見方には注意が必要です。暗刻牌を切った場合は、リーチ者のツモアガリや横移動がない限り、基本的に3巡後がやってきます。しかし、青丸のケースは次巡にも再び危険牌を勝負しなければならない可能性があるのです。そんな状況の中で3巡生き残った上で手牌にある現物枚数を示しているので、単純に枚数の差以上に違いがあると言えます。

今回は安全牌ゼロのときのアンコ落としの有効性について調べてみました。
ベタオリならアンコ落としが結構有効だということが分かりましたが、こういった手牌のときはとりあえず数巡真っすぐ行くというのが本当に無謀な戦術なのかどうかはもう少し考えてみたいと思っています。今回のようなリャンシャンテン以前はともかく、おそらくイーシャンテンなどは、本来オリの基準でもオリるべき牌がないことと1手で追いつく状況などを考慮すると、打点などによって分岐点が出せるかもしれません。

最近、本業が忙しいです。
来月も中旬まで外国出張があって時間があまり取れない状況ですが、最低でも月1本くらいは記事を更新していきたいなと思います。
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by doraaka | 2011-09-22 00:32 | 牌譜解析
【牌譜解析】ワンチャンスはどのくらい危険?
こんにちは、HAZです。
例えば7巡目に上家から先制リーチが入ったとして、自分の手牌を2ケース想定してみました。特に条件のない平場です。
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(1)4pは場に1枚も見えていない。南は場に1枚切れで、中は初牌。
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(2)4pは場に3枚見えている。南は場に1枚切れで、中は初牌。
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リーチ者はこのような捨牌で、2ケースともに先制リーチを受けて自分の手は3シャンテンだけど、安牌が1枚もありません。

場に1枚切れの南は最も安全そうですが、字牌の安全度については記事の後半で触れるとして、今回はワンチャンスに注目してみたいと思います。この2ケースにおいて、自分から3枚見えている4pの外側にある3pはどのくらい危ないのでしょうか。

そもそもワンチャンスとは、自分からある数牌が3枚見えならば、残りの1枚をリーチ者が持っていない限りその牌を使ったメンツを作れないので、マタギスジ待ちなどの可能性は比較的低いだろうとする考え方です。さて、このワンチャンスは一体どのくらい信用できるものなのでしょうか?冒頭の例のように、(1)自分で暗刻持ちのワンチャンスのケースと(2)場に3枚切れのワンチャンスのケースを調べてみました。
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この図は先制リーチを受けて、自分で暗刻持ちのワンチャンス時におけるラス牌の居場所を巡目ごとに示したグラフです。なお、ワンチャンスのマタギスジはリーチには通っていないケースを抽出しています。
(※解析データ:天鳳鳳凰卓牌譜104万6024局)

まずは全体を3色に色分けされた部分に注目してみましょう。
ワンチャンスの残りの1枚は必ずこの3色のどこかにあります。
山に残っているか(オレンジ色)、リーチ者以外の他家の手牌か(薄黄色)、リーチ者の手牌(ピンク色)の3つです。この図はその可能性を表しています。

巡目を追って見ていくと、序盤ならば50~70%程度の確率でラス牌は山に残っていて、リーチ者が持っている確率は15%以下です。しかし、巡目が進むごとに山はどんどん短くなっていくので、ラス牌が山に残っている割合(オレンジ色)は小さくなっていき、終盤で山に残っている確率は約30%以下になります。逆にリーチ者が持っている可能性は巡目とともに緩やかに上がっていき、終盤で30%程度に達します。終盤になって自分で暗刻持ちのワンチャンスのときは、3~4回に1回はリーチ者にラス牌を持たれています。

次に、赤丸で示したデータを見てみましょう。これは自分がワンチャンス条件の牌を切った場合に放銃(マタギスジのリャンメン待ち以外も含む)する確率を示しています。ラス牌がリーチ者の手牌にある可能性の増加とともに放銃する確率も高くなっていくのが分かります。では次に、場に3枚切れのケースを見てみましょう。
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この図は先制リーチを受けて、場に3枚見えている(リーチ者の現物でない)ワンチャンス時におけるラス牌の居場所を巡目ごとに示したグラフです。

同じワンチャンスでも自分で暗刻持ちのケースとは全く違います。
序盤ならば60%程度の確率でラス牌は山に残っていますが、それでもリーチ者が持っている確率は既に20%を超えています。巡目が進むと山に残っている割合は低下していきますが、それに伴ってリーチ者が持っている可能性もどんどん高くなっていき、中盤で30~40%、終盤では50~70%程度にも達します。場に3枚切れのワンチャンスのときは、中盤で3回に1回程度、終盤では2回に1回はリーチ者にラス牌を持たれているんですね。ワンチャンス条件の牌を切った場合に放銃する確率(赤丸)は自分で暗刻持ちのワンチャンスに比べて1.5倍くらい高くなります。

危ない!場に3枚切れのワンチャンスは危ない!

※追記:2011-08-28
同じワンチャンスでもなぜこのような違いが出てくるのでしょうか?
場に3枚見えでリーチ者の現物でないということは、場に見えている3枚は、基本的に先制リーチが入る以前にリーチ者以外の他家もしくは自分が切った牌ということになります。(フーロ時に手牌から晒したなどのケースもありますが)

以前の記事「序盤の捨て牌って重要な情報か?」に他家の捨牌と手牌構成の関連についてまとめてあります。序盤ではある数牌を切った場合、もう1枚同じ牌を手牌に持っているケースというのはとても少ないのです。

そのため最終的にリーチ者以外の他家の手牌にはないケースが多い(薄黄色の領域が小さい)ので、ラス牌は、山にあるか、リーチ者の手牌のいずれかにあるケースが相対的に大きくなるんですね。


まあ、ワンチャンスで放銃する確率については、この数字だけ見てもよく分からないので、他の牌の危険度と比べてみたいと思います。
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この図はリーチに対してある牌を切って放銃する確率(無スジ牌、ワンチャンス牌、ノーチャンス牌)をリーチ者に通っているスジの数ごとに示したグラフです。横軸はリーチ者に通っているスジの数で最大18本となります。縦軸は放銃する確率で、メンゼンリーチの場合は入り目があるので基本的に50%以下となります。

まずは、点線で示した4つのデータから見てみましょう。これらは無スジの牌で放銃する確率です。このような無スジ牌は通っているスジが少ない場合は危険度の増加は緩やかですが、逆に残りスジ数が少なくなってくると新しいスジが通るたびに急激に危険になってくるのが分かります。また、牌の種類別に見ると、無スジ19牌<無スジ28牌<無スジ37牌<<<無スジ456牌の順になっています。青丸で示した無スジ456牌は最も危険で、通っているスジが少ない状態(4本以下)で約10%、10本以上になると約20%を超える確率で放銃します。

では次に、黒丸と赤丸で示した2つのワンチャンスのデータを見てみましょう。まず自分で暗刻持ちのワンチャンス(黒丸)で放銃する確率は、無スジ19牌よりも中盤で3~5%、終盤で5~10%程度低いです。安牌がなくて、壁のない無スジの19牌を切るくらいなら自分で暗刻持ちのワンチャンスの牌を切った方が安全です。一方で場に3枚切れのワンチャンス(赤丸)は非常に危険なのが分かります。無スジ19~37のデータと大体重なっていますので、場に3枚切れのワンチャンスは456以外の無スジ牌と同じくらい危険だということになるんですね。

参考までにノーチャンスのデータを赤の三角で示しました。ノーチャンスで放銃する確率は、通っているスジが12本以下であれば4%以下で、当然のことながらワンチャンスより圧倒的に安全です。せっかくですから、他の牌とも比べてみます。
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この図はリーチに対してある牌を切って放銃する確率(スジ19牌、28牌、37牌、中スジ456牌)を示したグラフです。基本的に無スジ牌と比べてそれ以外の牌で放銃する確率は低いので、図の縦軸を0~15%の範囲に拡大しています。

中スジ456牌以外のスジ牌で放銃する確率は約2%程度の差ではありますが、スジ19牌(黒丸白抜き)<スジ28牌(緑丸)<スジ37牌(オレンジ丸)の順になっています。基本的にワンチャンス(黒丸・赤丸)の牌を切るよりもスジを切った方が放銃は避けられるようです。(但し、自分で暗刻持ちのワンチャンスの場合は、通っているスジが6本以下ならばスジ37牌よりワンチャンスの方が安全です。)

それ以外にこの図から分かるのは、スジ19牌<ノーチャンス<スジ28牌ということと、中スジ456牌は相当安全な部類で、ノーチャンスとほぼ同じと思って良いんですね。(但し、残りスジが6本未満になったら、中スジ456牌よりノーチャンスの方が危険です。)

では最後に字牌とも比べてみたいと思います。
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この図はリーチに対してある牌を切って放銃する確率(初牌の字牌、場に1枚切れの字牌)を示したグラフです。なお、「初牌の字牌」とは場に0枚で自分が1枚持っている牌を切った場合、「場に1枚切れの字牌」とは場に1枚見えで自分が1枚持っている牌を切った場合を表します。

青の四角のデータは初牌の字牌を表しています。初牌の字牌で放銃する確率は自分で暗刻持ちのワンチャンス(黒丸)より低いですが、ノーチャンスよりは危険です。一方で、場に1枚切れの字牌(緑色の四角)はかなり安全でノーチャンスの方が危険です。ワンチャンスより初牌の字牌の方が安全なので冒頭の手牌からオリるなら、南(1枚切れの字牌)→中(初牌)→3p(ワンチャンス)の順が良いようですね。

今回はワンチャンスについて調べました。
同じワンチャンスでも自分で暗刻持ちのケースと場に3枚切れのケースでは全然危険度が違うんですね。ただ、今回は単に放銃する可能性としての解析でしたが、例えば初牌の字牌が役牌だったとして、放銃する確率がワンチャンスより低くても、これで放銃した場合に打点が上がる可能性まで考えると、局収支と同様に放銃時の収支として調べる必要があるかもしれません。う~ん、掘り下げる要素は色々あって、とても面白いですね。
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by doraaka | 2011-08-26 19:51 | 牌譜解析
【牌譜解析】鳴いた時の手出し牌は要チェック?
※更新情報(2011-08-12)
チーテン・ポンテン時のソバテン率について、フーロ者の捨牌に手出し近隣牌がない場合の解析に加え、これとは逆にフーロ者が既に手出し近隣牌を切っている場合の結果を追加しました。


こんにちは、HAZです。
暑い日が続きますが、みなさん如何お過ごしでしょうか。
さて、例えば下のような仕掛けが入ったとします。特に条件のない平場です。
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1フーロ目に發をポン、そして11巡目に7pをチーして打6sだったとします。
今この鳴きによってテンパイしたと想定します。するとこのとき手牌から出てきた6sの近隣ってどのくらい危険なのでしょうか。

俗に「チーテンにソバテンあり」と言われます。今さら僕が説明するようなことではありませんが、これは下の手牌のような完全イーシャンテン形をはじめ、複合形に構えた場合に起こる状態です。
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この手牌からピンズをチーした場合に、手出しの6sのマタギスジ待ちになります。逆にソウズをチーした場合は仕掛けた部分の余剰牌として6sが打たれるので、その周辺は比較的安全になると言われています。
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この図はチーテン時の手出しが仕掛けたメンツとは別の色の数牌だった場合にその近隣(マタギスジまたはスジ)がアガリ牌となる割合(フーロ者の捨牌に手出し近隣牌がない場合)を巡目ごとに示したグラフです。なお、マタギスジがアガリ牌になるケースとは、マタギスジに該当する牌が当たるという意味で、マタギスジのリャンメン待ちだけではありません。
(※解析データ:天鳳鳳凰卓牌譜104万6024局)

巡目が深くなるほどにチーテン時のソバテンのケースが増えて、中盤以降では50~60%の割合で手出し近隣牌がアガリ牌になります。参考までにメンゼンリーチ時に宣言牌の近隣が当たるケースを黒丸で示してあります。いわゆるソバテンリーチです。最もリーチが発生する中盤で30%程度、終盤で40%弱の割合でソバテンに当たり、決して低くはありません。

さて、このソバテンリーチとチーテンのソバテンを比べるとなかなか面白いです。チーテン時に手出しの近隣が当たる割合は中盤以降でリーチの2倍弱程度もの違いがあります。チーテンは鳴きによって入り目を晒してしまうことになりますが、メンゼン手の場合は入り目が他家に分かりません。だからその分仕掛けた手の方が手出し牌の近隣が危険となる様子がこのような差ではっきりと現れてくるんですね。ふむふむなるほど。

ちなみに中盤以降のリーチ宣言まで持たれていた数牌が手牌構成に関連する牌である確率は実測で90%近くまで及ぶので、ほぼ手牌に関連牌があると思ってよいです。

なお、これとは逆にフーロ者の捨牌に手出し近隣牌がある場合の結果はこちらです。→ http://pds.exblog.jp/pds/1/201108/12/81/chiten3b.jpg

既に近隣牌が切られている場合はそうでない場合と比べて、ソバテン率は低下しますが、それでも中盤以降は35~40%程度の割合でソバテンなんですね。
※2011-08-12: 捨牌に手出し近隣牌がある場合の結果を追加

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次に、ポンテンの場合はどうでしょうか。例えば、上の例のような完全イーシャンテン形から8mをポンすると、ソウズで雀頭を固定するために7sが出ていき、その結果待ちは手出し近隣牌とは無関係になります。俗に言う「ポンテンにソバテンなし」というやつです。
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この図はポンテン時の手出しが仕掛けたメンツとは別の色の数牌だった場合にその近隣(マタギスジまたはスジ)がアガリ牌となる割合(フーロ者の捨牌に手出し近隣牌がない場合)を巡目ごとに示したグラフです。

1フーロポンテン時のソバテン(青丸)はチーテンより15~20%近くも低いですが、2フーロ(オレンジ丸)、3フーロ(赤丸)のポンテンになるとフーロ数とともにソバテン率は上がって行って、2フーロ以上のポンテンだと中盤以降は約50%以上の確率でソバテンなので、これはもはやチーテン時の危険度とほとんど変わりません。これはつまり実際には冒頭の例のような完全イーシャンテンに構えられるケースばかりではないということでしょう。

また、チーテンと同様にフーロ者の捨牌に手出し近隣牌がある場合の結果はこちらです。→ http://pds.exblog.jp/pds/1/201108/12/81/ponten3b.jpg

やはり既に近隣牌が切られている場合はそうでない場合と比べて、ソバテン率は低下しますが、それでも中盤以降は35~40%程度の割合でソバテンとなり、これもチーテン時の割合と同程度になりますね。
※2011-08-12: 捨牌に手出し近隣牌がある場合の結果を追加


ところで、ここまで鳴きによってテンパイしたことを前提として話を進めてきました。しかし、実際にはテンパイしたかどうかは分かりません。そこで最後に、鳴きによってどの程度テンパイしているのかの目安を見てみたいと思います。
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この図はフーロした時点での巡目ごとのテンパイ率を示したグラフです。序盤1フーロでのテンパイ率(青丸)は20%以下で、中盤に入ると上昇して10巡目の鳴きで40%に達し、終盤で50%を超えました。2フーロでのテンパイ率(オレンジ丸)は序盤から急激に上がります。6巡目で既に40%を超え、中盤10巡目以降の2フーロは約70%テンパイしています。3フーロ(赤丸)は序盤を除いて約90%テンパイしています。

これは単純にフーロ時点でのテンパイ率を調べただけなので、僕は個人的に大雑把過ぎてあまり好みではないのですが、実戦では捨て牌などからもう少し他の情報が得られることも多いはずです。これについては以前の記事「ドラ切ってきたらどのくらいヤバイ?」で述べたように、牌の切られ方でイーシャンテン気配やテンパイ気配の濃淡は現れますので、こちらと合わせることで実戦的に使えるかなと思います。

(※最後のフーロ数とテンパイ率の関係については、フレディさん他匿名1名より関連するリクエストがありました。)
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by doraaka | 2011-08-09 23:20 | 牌譜解析
【牌譜解析】打点が下がるポンテン・チーテンを取るタイミングは?
こんにちは、HAZです。
遅くなってすみません。しばらくの間こんな手牌について調べていて時間掛かりました。えっと、特に条件のない平場でドラは手牌に無関係な字牌です。
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受け入れ6種の完全イーシャンテンですよね。メンゼンでリーチを打てば出アガリで5200から7700の打点を見込めます。では特に先手を打たれていない状況で、例えば他家から10巡目に場に8mが打たれたとします。ポンすればテンパイしますが、打点は2000点に落ちてしまいます。仕掛けるべきなのでしょうか?

さて、今回は打点が落ちてしまうポンテンチーテンを取るタイミングについて調べました。完全イーシャンテンだし打点もそこそこ見えるんだからスルーしてリーチしたいと考える人もいるでしょう。でももう10巡目で、これより巡目が深くなってくると、テンパイする前に他家から先制攻撃が来るかもしれません。仮に先手を取れたとしても、この手がテンパイした頃にはもはや残り巡目も少なくアガリ目も少ないかもしれません。

そう考えると、やはりどこかのタイミングで折り合いをつけ、打点を下げてもテンパイを取らざるを得ない状況が出てきますよね。では、一体どこがポンテンチーテンを取るタイミングなのでしょうか?
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この図は巡目ごとの受け入れが6~8種のイーシャンテンの局収支とポンテン・チーテン2000点の局収支を表したグラフです。イーシャンテンは最終的にリーチをした場合に期待できる出アガリ打点の平均値ごとにプロットしてあります。
(※解析データ:天鳳鳳凰卓牌譜56万5274局)

例えば、冒頭の手牌ならばリーチ時5200~7700点で入り方によって平均7000点弱の出アガリ打点が期待できます。上の図でこれに該当するのは青丸のデータです。12巡目を超えると局収支はマイナスになるんですね。

では次に赤丸のデータを見てください。これは仕掛けて好形2000点のテンパイを取った場合の局収支を表しています。仕掛けた場合はツモ役や裏ドラ等による打点アップを全て拒否するわけですから、当然最高値が2000点を超えることはありませんが、終盤まで局収支はプラスです。

さてこれを青丸のデータと比べてみましょう。序盤はイーシャンテンを維持した方が局収支は高いですが、巡目が進むと急速に局収支は下がり、8巡目には仕掛けた好形2000点のテンパイの方が上回ってしまうんですね。これは受け入れ6~8種の場合ですから、当然のことながらこれより受け入れ枚数が少ないイーシャンテンならこの分岐点はもっと早くなります。

ついでに他の打点も見てみると、リーチして8000~9000点が保証されるイーシャンテン(オレンジ丸)ならば、先手を打たれなければ終盤まで安易に仕掛けない方がよいですね。一方で、リーチして4000~5000点程度にしかならない平均打点(緑丸)ならば5巡目くらいには早々に見切ってテンパイ取ってしまった方が局収支は高くなります。
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では、好形2000点以外のポンテン・チーテンではどうなるのでしょうか。上の図は先程の図に仕掛けて愚形2000点になるデータと仕掛けて好形3900点になるデータを追加したものです。

まずポンテン・チーテン愚形2000点のデータ(赤丸の白抜き)を見ましょう。仕掛けた好形2000(赤丸ベタ塗り)に比べると全ての巡目で局収支が500~1000点くらい低いです。6~8種の受け入れで6000点以上見込めるなら中盤くらいまでは待った方がよさそうですね。

次にポンテン・チーテン好形3900点のデータ(黒丸)を見てみましょう。こちらはリーチ打点が8000~9000点くらいあってもごく序盤でなければ積極的に好形3900を仕掛けていった方が局収支は高いんですね。冒頭の手牌にドラがもう1枚あったとしたらどこからでも仕掛けて良いことになります。仕掛けた好形3900ってこんなに強いのか、なるほどふむふむ。

実戦ではイーシャンテンの自分がテンパイしてリーチを打てるかだけでなく、以前の記事「中盤過ぎたらどんだけ危険か? 」 で書いたように10巡目には80%の確率で少なくとも1人はテンパイしているので、先手を打ってテンパイを取ることが大事なのでしょうね。

なお、ポンテン・チーテン打点が1000点のケースを加えた結果はこちらです。→ http://pds.exblog.jp/pds/1/201109/05/81/naki1000.jpg
※2011-09-05: ポンテン・チーテン打点が1000点のケースを追加

えっ、じゃあ後手踏んでしまったイーシャンテンの場合はどうなのかって?
そんなの見たいですか…
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これは後手で受け入れ6~8種のイーシャンテン時の局収支を表しています。先制攻撃を受けといて、マンガン確定の完全イーシャンテン程度で局収支をプラスに持ち込もうなんざどんだけ強欲かってのが分かります。ポンテン・チーテン2000点の好形テンパイなら後手でも局収支はかろうじてプラスになるので安全にテンパイ取れるなら取りましょう。

さて、今回は打点を落とすポンテン・チーテンのタイミングについて調べました。僕は個人的に仕掛けが苦手だという理由で取り組んだのですが、それだけでなくこの仕掛けに関する解析は、これから解かれていく新しい領域じゃないかなと思っています。
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この図は麻雀のアガリの内訳を示しています。もちろん打ち手によって様々でしょうが、全体として発生するアガリの約半分は仕掛けた手なんですね。これまで数多く調べられてきたメンゼンテンパイしてリーチかダマかとか、先制リーチを受けての押し引きなどのメンゼン手の判断ももちろんとても重要な項目ですが、このアガリの半分を担っている仕掛けをうまく使いこなせるようになりたいものですね。

本当はイーシャンテンに関しても受け入れだけでなく、最終形が好形になる割合などでも分離した方がよいのかもしれませんが、端緒に付いたばかりの分野ということでご容赦ください。

ただ今回分かったことはイーシャンテンの解析はハンパなく時間かかるってことですw
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by doraaka | 2011-07-11 19:39 | 牌譜解析
【牌譜解析】ラス前で微差のトップ目のときは?
今回はラス前で微差のトップ目の場合について調べてみました。
例えば下の2つの手牌があったとします。どちらも南3局の西家9巡目で先制テンパイしたとします。そして、現在37500点持ちのトップ目ですが、2着の北家が35000点まで迫っている状況です。
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(1)好形待ちでダマ2600、リーチで最低5200。
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(2)愚形待ちでダマ1300、リーチで最低2600。

さて、このゲームをトップで終わりたければ、このラス前の局面でそれぞれリーチをした方がよいのか、それともしっかりダマで上がってオーラスを迎えた方がよいのか、どうなんでしょう。

ダマで確実に上がって微差でもいいからオーラスをトップ目で迎えたいという考え方もあれば、リーチで打点を上げてオーラスでの制約を厳しくしたいという考え方もあるでしょう。どっちが有利なのか調べてみます。
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この図は南3局トップ目でダマ2600の手を先制・好形テンパイした場合における2着目との点差と最終的にトップ終了した割合の関係(4~10巡目)を示しています。2着目との点差は2000点ごとのグループに分けて調べました。

では、この手をダマにした場合(緑)とリーチした場合(赤)を比べてみましょう。
6000点差までを調べてみたところ、違いは10%以下ですが、いずれもリーチを打った方がトップ終了する可能性を高めるようですね。

参考までに青丸と黒丸で描かれた折れ線グラフを見てみましょう。これは単純に2着目との点差に対して、それぞれ南3局開始時点、南4局開始時点でのトップ終了の可能性を評価したものです。例えば南3局で2着目との点差が2000点未満の場合のトップ終了率はざっくり40%程度であることが分かります。そして、この先制・好形テンパイを果たした瞬間にトップ終了率は55%まで上がったわけです。さらに、この手をリーチでアガり、2着目との点差を6000点以上にすることができれば、オーラス開始時点で7、8割方トップが見えることになるんですね。
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この図は局の開始時点における2着目との点差とトップ終了率の関係をもう少し詳しく描いたグラフです。こんな風に、例えば仮にリードしている点差が全く動かなくてもオーラスに近づくにつれてどんどん有利になっていくのが分かります。

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次は南3局トップ目でダマ1300の手を先制・愚形テンパイした場合です。同じようにダマにした場合(緑)とリーチした場合(赤)を比べてみます。やはりリーチした方がトップ終了率を高くするようです。また、最初に示した好形の場合と違って、このように愚形の場合は点差が小さいほどリーチを打った方が有利のようですね。

この2つのケースについて、いくつか該当する牌譜を見てみました。特に天鳳の場合は、ラス前のようなリーチに放銃してラス落ちする危険性が大きい状況では、愚形であれ好形であれ先制リーチは他家の手を自由に進めさせない効果がとても大きいようです。その証拠に、この2つのケースでリーチした場合のトップ終了率を比べるともちろん好形リーチ5200の方が高いものの、愚形リーチ2600との違いはそれほど大きくありません。トップ目は結果的にアガれなくてもリードしたままで局を進めるだけでトップ終了率を上げているんですね。その上、アガることができればリーチで打点を上げているのでオーラスに厳しい条件まで与えられるというワケか。ふむふむ、なるほど~

以前記事にした局収支についてもそうでしたが、調べてみると先制リーチというのは色々な意味で実に強力なんですね。

(但し、一般論として扱う場合はトップ取りに向けた解析に天鳳の牌譜がどの程度有効なのかという問題もありますので、その辺は注意して下さい)
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by doraaka | 2011-06-07 23:46 | 牌譜解析
【牌譜解析】相手のリーチは高そう?
※更新情報(2011-07-13)
リーチ者の平均打点の解析時にリーチがダブリーのケースを除外しました。


こんにちは。早速ですが、例えば、平場の親番の8巡目で先制リーチを受けて下のような手牌になったとします。
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ドラは9sで、リーチ者以外の他家が1枚切っています。
とりあえず自分の手牌だけ見れば、後手を踏んだイーシャンテンとはいえ、親で表ドラ2枚に赤ドラを2枚抱えていて仕上がれば最低でも12000になるので押し返したいです。

リーチ者の打点は分かりませんから、自分の手牌から期待できる打点で押し引きを判断するという考え方があります。でも、本当にリーチ者の打点は全く分からないのでしょうか?
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上の図(親リーチと子リーチ)は、巡目ごとのリーチ者の打点を自分から見えているドラの枚数別の分けてグラフにしたものです。
※2011-07-13: ダブリーの入ったケースを除外しました

サンプルデータ:天鳳鳳凰卓牌譜
解析局数:104万6221局(※カンが発生した局は除外)

さて、今回はリーチ者の打点についてです。
全体の実測ベースではリーチを打つと表ドラか赤ドラが含まれている確率って約75%もあるんですよ。だからこそ、自分から見えているドラの枚数ってとても重要だと思うんです。

赤アリの場合なら、通常ドラは表ドラの4枚と赤牌3枚の7枚が入っています。
ということは、当然自分から見えているドラの枚数が多ければ、他家は持っていない可能性が高いということになります。逆に、中盤過ぎて自分からドラが1枚も見えていなければ、誰かにゴッソリ持たれている可能性も高くなるってことですよね。ごく当たり前なんだけども、何気なく漠然とどんなリーチも同じだと思ったりしてることってありませんか。このリーチに放銃すると高いかも、ってケアできるだけでも大きいですよね。

まず、リーチ全ケースの平均打点を出してみました。これは鳳凰卓牌譜では子で約6000点、親リーチは約8700点でした。では次に、これに自分から見えているドラの枚数の情報を加えてみましょう。例えば、上の図で子の先制リーチを受けて7巡目にドラの1枚も見えてないとすると6600点ほどの打点があると思って良いです。でも、ドラが全部で5枚見えていたとしたら、そのリーチは4700点程度の打点となり、相手の打点は30%近くも違うんですね。ちなみに、ドラの牌の種類によっても分けて解析にしたのですが、意外なことにこれによる大きな違いは見られませんでした。

そもそも、後手を踏んでも押し返したい手牌というのは、冒頭のケースみたいに自分がドラを抱えているときだったりすると思うんです。見えているドラの牌が多ければ、巡目によっては後手を踏んでもそれなりの戦い方があるのではないでしょうか。

ついでなんですが、とりあえず極端な例として、自分のシャンテン数と局収支の観点からどの程度勝負になるのかだけチャチャッと見てみました。
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この図は、子の先制リーチを受けてしまって、自分からドラが5枚見えで手牌にドラを3枚以上持っている場合の局収支をザックリと表したものです。手役に関する情報は何も考慮してないんですが、親番でこれだけドラを抱えている状況ならば、中盤過ぎくらいまでイーシャンテンでも局収支はおよそマイナスにはならないようですね。でも、いくらドラをゴッソリ抱えているとはいえ、さすがに中盤に差し掛かってリャンシャンテンでは勝負にならないみたいです。それにしても、テンパイとイーシャンテンってこんなに違うもんなんですね。ふむふむ。

まあイーシャンテンはともかくとして、最終的にやりたいのは、こんなふうに見えているドラの枚数でリーチ者の打点が変わるなら、それをもとにしてテンパイ時の押し引きの判断基準をもっと具体化できるだろうなと思っています。

相手がドラを持っているかどうかについては、以前に山読み・手牌構成読みについて記事にした「 【牌譜解析】序盤の捨て牌って重要な情報か? 」のデータも有効だと思います。

えっと、牌譜解析は多分2週間くらい出来なくなるんで、前回までにコメントで要望をもらった項目についても準備してますので、それ以降に対応したいと思います。
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by doraaka | 2011-05-16 19:45 | 牌譜解析
【牌譜解析】局収支が最大となる攻撃は?(その2)
(5)先制・好形ダマ7700とリーチ8000の局収支は?
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ダマ7700をテンパイしました。さて、この手リーチするとツモまたは裏条件でハネマンになりますが、出アガリで裏がなければマンガンです。これも前回のようにリーチした方が良いのでしょうか?
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この図は天鳳鳳凰卓でのダマ7700(子)を先制・好形テンパイ時にダマにした場合とリーチした場合の局収支を表しています。

リーチしてなおかつツモまたは裏1条件による4000点を加算するためにわざわざリーチする必要があるのかというところがポイントですが、序盤テンパイならばリーチを打った方がわずかに高いですが、そうでなければどちらを選択しても局収支はほとんど変わらないようです。
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せっかくですからもう少し調べてみましょう。
上の図はそれぞれケースでの自分がアガった割合と自分以外の他家3人のうち誰かにアガられてしまった割合を示しています。まず最初に青色のデータから見ましょう。これはダマ(白抜き)とリーチ時(青塗り)における自分がアガった割合です。確かにリーチ宣言によって和了率は巡目によらず10~15%程度低下したことが分かります。しかし、7巡目までのリーチなら60%以上の確率でアガることができるようです。リーチしたことによる自分の和了率低下がリーチの付加価値であるツモ/裏ドラによるハネマンの可能性とほぼ釣り合っていると考えることができます。

次に、赤色のデータを見てみましょう。これは残念ながら自分がアガれずに他家3人のうち誰かにアガられてしまった割合を示しています。序盤でのテンパイであればあるほど他家3人の和了率は低いですが、巡目が進むごとにゆっくりとアガっていきます。そして、このような好形テンパイの場合は、ダマにしてもリーチしても他家3人の誰かにアガられてしまう確率はほとんど変わらないんですね。

では、ついでですから前回の「(1)先制・愚形ダマ5200とリーチ8000の比較」も、どうしてリーチの局収支の方が高いのか分析してみましょう。
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同じように青色のデータ(自分がアガった割合)から見てみます。確かにリーチした場合の方が和了率が低下しています。でも、さっきの好形テンパイの場合と比べると、ダマとリーチ時の和了率の違いは大したことありません。

これはどうしてなのでしょう?
次に、赤色のデータ(他家3人のうち誰かにアガられてしまった割合)を見てみます。今度ははっきりとした違いが表れています。このように先制テンパイを愚形でダマすると、終盤を除いて、他家にアガられてしまう確率が10%近く高くなってしまいます。

つまり、愚形テンパイ時にはダマにしていると他家に自由に手を進められアガリを取られてしまうケースが起きているんですね。先制したなら愚形だからダマではなく、愚形だからこそリーチした方が局収支が高くなることもあるんですね。ふむふむ、掘り下げていくと色々見えてきて面白いなあw

さて、前回の記事で予告した状況の局収支についても実戦牌譜から調べてみました。

サンプルデータ:天鳳鳳凰卓牌譜
解析局数:104万6221局

(6)先制・好形ダマ8000とリーチ12000の局収支は?

次は現状出アガリでマンガンが確定しており、ツモればハネマンという手です。リーチすればその時点でハネマンが確定しますが、さてダマとリーチどちらの局収支が高いのでしょうか?
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10巡目くらいまでのテンパイならばリーチ時の局収支が勝ります。
終盤になってしまうとダマもリーチも局収支的にはほとんど変わりませんね。

(7)愚形リーチ打点5200を後手でリーチしたときの局収支は?

リーチ打点5200を後手・愚形でテンパイした場合です。後手・愚形という時点であまり気が進ませんが局収支としてはどうなのでしょうか?
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先制している相手が子であれば中盤までなら局収支はプラスになりました。しかし、相手が親であれば追いかけリーチの局収支はマイナスになります。
(※追記:前回の記事にも書きましたが自分がアガらない場合の局収支は-1600点程度になります。そういった意味では局収支ゼロは浮きとして考えることができるのかもしれません)

ちなみに、役ありの手の場合ならば、後手・愚形ダマ2600の局収支はリーチ5200の場合とほとんど同じで局収支ゼロをわずかに超える程度なので、役ありならダマでもよいでしょう。

(8)愚形リーチ打点2600を後手でリーチしたときの局収支は?

(7)のケースより打点が半分に落ちているのでさらに行きたくありません。実際どうなっているのか見てみました。
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やはり思った通りのようです。
親はもちろん、相手が子であっても局収支はマイナスになりますので無理せず素直にオリた方がよさそうですね。
なお先日Twitterでも書いたのですが、(7)~(8)のような後手に関しては、今後相手の打点情報に関するデータを解析してもっと細分化(自分から見えているドラの枚数やドラ牌の種類などで分離)していくつもりです。

さて、この局収支とは「同じ局面である選択をした場合の収入の収束値」です。例えばリーチなら打点上昇と和了率低下を天秤にかけた結果として平均的にこの程度の収入が得られることを意味します。

では、「局収支の高い選択をすること=上位着順でゲーム終了できること」となるか?というと、そこまで単純ではないでしょう。局収支は「和了率や打点など含めて”ある一局の収支”として総合的に有利なのはダマとリーチ、どっち?」という問いに明確に答えを出すことができる指標として非常に有効だと思っています。

ところが、局が進んでいくと着順争いに重点が置かれていきます。依然平らな状況ならリーチで打点を高め、さらに他家を押さえつけ自由に打てなくするべきか、それともそこそこパンチ力のある打点をダマでアガって1局を進め、残りの局をリードした状態で持ち込む方がよいのか、それには局収支以外の判断材料が必要となってきます。

このようなゲーム展開まで考慮した解析は今はまだできていませんが、いずれ時間のあるときに取り組んで答えを導き出していけたらなあと思っています。
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by doraaka | 2011-05-12 19:20 | 牌譜解析
【牌譜解析】局収支が最大となる攻撃は?(その1)
(1)先制・愚形ダマ5200と愚形リーチ8000の局収支は?
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特に条件のない平場なら、このダマ5200のテンパイは待ちは悪いけどリーチしてマンガン確定させた方がいいのかなあ?
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この図は天鳳鳳凰卓でのダマ5200を先制・愚形テンパイ時にダマにした場合とリーチした場合の局収支を表しています。

リーチすれば8000となる手ですが、愚形だし5200あるからダマでいいかと思う人もいそうですが、先制ならば全ての巡目においてリーチ時の局収支の方が勝ります。そして、リーチ時の巡目ごとの局収支の下がり方から、終盤を除けばできるだけ早くリーチを打った方が良いことも分かります。

さて、麻雀ではこれに限らず様々な局面でリーチすべきかどうかの選択の機会があります。

「同じ局面でずっと同じ選択をしたら、結局のところどっちの収入が高いのか?」

この問題に答えるために局収支という量を使います。
放銃率と和了率で評価するケースがありますが、それに対して局収支は同じ局面での収入の収束値を表すので、結果がとても分かりやすいのが特徴です。

そこで今回は実戦牌譜を使って局収支解析を行いました。

サンプルデータ:天鳳鳳凰卓牌譜(2009年2月~2010年9月)
解析局数:104万6221局

局面を表すものとして、巡目、先制/追いかけ、好形/愚形、打点、リーチ/ダマに分けて、この全ての組み合わせを解析したのですが、全部公開するのは大変なので、ブログではいくつかのケースを選んで紹介します。

(2)先制・役なし愚形ドラ1をリーチしたときの局収支は?

これもよくある局面です。リーチしないと役がないけど愚形というヤツです。福地さんはカンチャンドラ1は即リーせよと言いますが…
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リーチしましょう。
先制ならば全ての巡目においてリーチ時の局収支の方が勝るどころか、ダマにしてツモ専だと中盤以降は局収支がマイナスになります。
(ちなみに、自分がアガらなかった場合の局収支は約-1600点くらいになります。)

(3)先制・役なしドラなし愚形をリーチしたときの局収支は?

まさに三重苦。これは悲しいテンパイですw
役もなければドラもない。その上愚形…。同じように先制ならばリーチしてしまって良いのでしょうか。
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序盤でない限りはリーチはやめた方がよいです。
中盤あたりからはリーチしても局収支はほとんど浮きません。
(※でも自分がアガらない場合の局収支が-1600点程度と考えると、局収支ゼロはある意味浮きと捉えることもできるよね)

(4)先制ピンフのみをダマにした場合とリーチした場合の局収支は?

一昔の戦術書には1000点の手を2000点にするためにリーチ棒を出すのは割に合わないから、ピンフのみはダマにせよという記述が見られてました。
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積極的にリーチしましょう。
先制ならば全ての巡目においてリーチ時の局収支の方が勝ります。

あと、この他にも以下の4つを見たのですが、記事が長くなったので残りは次回にまわして今回はこの辺にします。

(5)愚形リーチ時の打点5200を追いかけリーチすべきか?
(6)愚形リーチ時の打点2600を追いかけリーチすべきか?
(7)リーチ打点8000となるダマ7700をリーチすべきか?
(8)リーチ打点12000となるダマ8000をリーチすべきか?

データはもう少し磨くことで、さらに実戦的な解析ができそうな気もします。
場に見えているアガリ牌の枚数を考慮すること、場に見えているドラの枚数を考慮すること、それから手変わりの可能性を考慮することです。例えばある局面で単純にダマとリーチの比較ならばリーチの方が有利であっても、打点がアップする牌の受け入れ枚数も考慮すると実戦的だと考えています。それから、今回は全てメンゼン手の場合ですが、仕掛け時の局収支も見てみたいです。

このケースの局収支が見たいという要望があれば出していきたいと思います。 

 
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by doraaka | 2011-05-06 20:01 | 牌譜解析
【牌譜解析】ドラ切ってきたらどのくらいヤバイ?
※更新情報(2011-03-19)
状況的に自由に打てない局面となる「先制リーチが入っている局面」と「ドラポン(ドラカンも含む)が入っている局面」を除外しました。コメントありがとうございます。


さて、牌譜解析のデータも無事(笑)だったので、今日からまた少しずつ結果を出していきたいと思います。

2/23の記事「【牌譜解析】中盤過ぎたらどんだけ危険か?」で、下のような図を出しました。
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捨て牌が2段目に入ったら、もうほぼ確実に少なくとも1人は悪くてもイーシャンテン(7巡目で95%以上)という結果ですね。

では、もし自分がイーシャンテンまで手が進んでいない場合、他家3人の誰を警戒すればよいのでしょうか?

今回は、他家の捨て牌と手の進み具合についてです。
麻雀でケアする相手として、よく言われるものには、

(1)ドラが切られた場合
(2)赤ドラが切られた場合
(3)2枚切れ以上の字牌が手出しされた場合
(4)ターツ落とし(リャンメン、カンチャン)があった場合


などがありますよね。
(刻子市民、六寸釘くん提案ありがとう、大学合格おめでとうw)

このようなとき、実際には相手の手牌はどの程度まで進んでいるのか調べてみました。今回もサンプルは天鳳の鳳凰卓66万局です。但し、「先制リーチが入っている局面」と「ドラポン(ドラカンも含む)が入っている局面」など状況的に自由に打てない局面を除外しています。

(1)ドラが切られた場合
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上の図は巡目ごとのドラ切りの場合に悪くてもイーシャンテンである確率をドラの牌によって分けて示したものです。

まずは赤丸のデータから見てみましょう。
これはドラが3~7牌の場合に、そのドラが打たれたとき悪くてもイーシャンテンである確率を示しています。捨て牌が2段目になる7巡目での3~7牌のドラ切りは約80%、10巡目以降では約90%程度の確率で少なくともイーシャンテンになっているのですね。

でもこれはドラがどんな牌かによって変わります。
ドラが28牌(青丸)や19牌(緑丸)などの端の牌、または字牌(黒丸)になってくると少なくともイーシャンテンになっている確率は低くなるんです。牌の活用度から言ってもメンツに使いやすい3~7牌が押し出されるときは比較的危険ということですね。
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今度はドラが切られた場合にテンパイまでしている確率を示しています。同じく赤丸で示した3~7牌のデータを見ると、巡目が深くなるに連れて次第にテンパイ率は上がり、7巡目で3~7牌のドラが切られた場合は30%程度ですが、13巡目では約60%の確率でテンパイしていると言えます。

(2)赤ドラが切られた場合
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次に赤ドラが切られた場合です。赤ドラの場合も3~7牌がドラの場合と同じような傾向を示しますね。捨て牌2段目以降に赤が切られたら70~90%程度の確率で最低でもイーシャンテンと思いましょう。

(3)2枚切れ以上の字牌が手出しされた場合
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リャンメン2つのイーシャンテンになると安全牌の字牌を抱えておくことがあります。なので、2枚切れ以上の字牌が手出しされるときは手が目一杯になっているように感じますね。上の図は、このような2枚切れ以上の字牌が手出しされた場合の巡目ごとのシャンテン数を表しています。

少なくともイーシャンテンの確率は中盤の10巡目を過ぎると60%程度になります。この字牌を切ってテンパイする確率は中盤以降でせいぜい20%程度なので、ドラが切られた場合に比べると、決定的な判断材料にはならないようですね。

(4)ターツ落とし(リャンメン、カンチャン)があった場合
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ターツ落としは手牌構成を選択できる状況のときに起きるので、手牌が煮詰まっているように感じますね。上の図は、このようなリャンメンターツやカンチャンターツが手出しで落とされた場合の巡目ごとのシャンテン数を表しています。

リャンメンターツ落としの場合は7巡目以降、カンチャンターツ落としの場合は8巡目以降で、約70~80%の確率で少なくともイーシャンテンです。このターツを落として即テンパイしている確率は中盤で20%程度、終盤で30%程度です。


実戦では、これらを組み合わせて判断できる局面も少なくないと思います。
もちろん何の情報も落とさない場合も少なくないと思いますが、捨て牌が2段目になって誰が一番手が早いのかを見極める情報として拾える情報は拾っておいた方がいいですよね。
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by doraaka | 2011-03-17 20:10 | 牌譜解析


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