某研究施設に勤務する研究者です。研究や趣味の麻雀のこと。

天鳳成績管理ツール
最終更新 2011-03-04

当ブログのデータ等を転載したい場合は筆者まで一報願います。

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牌譜解析記事まとめ
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【日々】韓国でまさかのフリー雀荘PartII
こんにちは、韓国に出張中のHAZです。
明日の朝に帰国なんですが、滞在最終日にソウルのフリー雀荘に行ってきました。

※ちなみに前回の韓国で初めてのフリー雀荘突入記事はこちら→ 「まさかの韓国でリアル麻雀(2010年10月21日)」
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今回はいきなり入って言葉が全く通じないという問題が起きないように、韓国人天鳳プレイヤーのロボカイ君と、前回の突入のときにとてもお世話になったノリマキさんにも事前に連絡して、雀荘Rubixで待ち合わせしました。
これで万全なり(^-^)

ロボカイ君は日本語が上手でとても穏やかで優しい青年でした。
よく韓国人の男は日本人に比べて優しいと聞くけど、彼はまさしくそんな感じ。僕にも色々と詳しく説明してくれました。
今彼女がいないと言ってたけど、まあ全く心配いらないだろうw
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さて、麻雀のルールは日本の典型的なフリー雀荘のルールとほとんど同じです。前回の記事にも少し書きましたが、せいぜい切り上げ満貫がないくらいです。

そして、今回びっくりしたのは全自動卓がテンリーダーに変わっていたことです。リーチ棒を置くと、「ピンポーン、リーチです」と日本語で発声します。
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この写真、日本の雀荘じゃないですよ、韓国の雀荘です。
なんと満卓w
どうやら今は韓国の大学生は夏休みのようで、今日が金曜日の夜ということもあって多くの学生が来ているようです。
せっかくの機会なので毎回メンツも変えてもらって結構多くの方と打たせてもらえました。結局5時間くらい麻雀打ったかなあ。それから麻雀の成績も管理されています。僕のデータも残っていましたw
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最強戦予選の広告もありましたw
(※麻雀最強戦オフィシャルブログ 韓国から最強位を目指す!

日本のフリー雀荘で麻雀を打ったことがある人なら敷居は低いので、ソウルに行く機会があれば韓国で麻雀を楽しむのもよい思い出になるかもしれません。
言葉が通じなくても4人揃えば麻雀は打てますw

ホームページはこちら→http://cafe.naver.com/majak
(注:全部ハングルですw)
Rubix: ソウル地下鉄2号線新川駅4番出口から徒歩3分くらい

前回の記事→「まさかの韓国でリアル麻雀(2010年10月21日)」
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by doraaka | 2011-07-23 02:01 | 日々雑感
【牌譜解析】打点が下がるポンテン・チーテンを取るタイミングは?
こんにちは、HAZです。
遅くなってすみません。しばらくの間こんな手牌について調べていて時間掛かりました。えっと、特に条件のない平場でドラは手牌に無関係な字牌です。
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受け入れ6種の完全イーシャンテンですよね。メンゼンでリーチを打てば出アガリで5200から7700の打点を見込めます。では特に先手を打たれていない状況で、例えば他家から10巡目に場に8mが打たれたとします。ポンすればテンパイしますが、打点は2000点に落ちてしまいます。仕掛けるべきなのでしょうか?

さて、今回は打点が落ちてしまうポンテンチーテンを取るタイミングについて調べました。完全イーシャンテンだし打点もそこそこ見えるんだからスルーしてリーチしたいと考える人もいるでしょう。でももう10巡目で、これより巡目が深くなってくると、テンパイする前に他家から先制攻撃が来るかもしれません。仮に先手を取れたとしても、この手がテンパイした頃にはもはや残り巡目も少なくアガリ目も少ないかもしれません。

そう考えると、やはりどこかのタイミングで折り合いをつけ、打点を下げてもテンパイを取らざるを得ない状況が出てきますよね。では、一体どこがポンテンチーテンを取るタイミングなのでしょうか?
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この図は巡目ごとの受け入れが6~8種のイーシャンテンの局収支とポンテン・チーテン2000点の局収支を表したグラフです。イーシャンテンは最終的にリーチをした場合に期待できる出アガリ打点の平均値ごとにプロットしてあります。
(※解析データ:天鳳鳳凰卓牌譜56万5274局)

例えば、冒頭の手牌ならばリーチ時5200~7700点で入り方によって平均7000点弱の出アガリ打点が期待できます。上の図でこれに該当するのは青丸のデータです。12巡目を超えると局収支はマイナスになるんですね。

では次に赤丸のデータを見てください。これは仕掛けて好形2000点のテンパイを取った場合の局収支を表しています。仕掛けた場合はツモ役や裏ドラ等による打点アップを全て拒否するわけですから、当然最高値が2000点を超えることはありませんが、終盤まで局収支はプラスです。

さてこれを青丸のデータと比べてみましょう。序盤はイーシャンテンを維持した方が局収支は高いですが、巡目が進むと急速に局収支は下がり、8巡目には仕掛けた好形2000点のテンパイの方が上回ってしまうんですね。これは受け入れ6~8種の場合ですから、当然のことながらこれより受け入れ枚数が少ないイーシャンテンならこの分岐点はもっと早くなります。

ついでに他の打点も見てみると、リーチして8000~9000点が保証されるイーシャンテン(オレンジ丸)ならば、先手を打たれなければ終盤まで安易に仕掛けない方がよいですね。一方で、リーチして4000~5000点程度にしかならない平均打点(緑丸)ならば5巡目くらいには早々に見切ってテンパイ取ってしまった方が局収支は高くなります。
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では、好形2000点以外のポンテン・チーテンではどうなるのでしょうか。上の図は先程の図に仕掛けて愚形2000点になるデータと仕掛けて好形3900点になるデータを追加したものです。

まずポンテン・チーテン愚形2000点のデータ(赤丸の白抜き)を見ましょう。仕掛けた好形2000(赤丸ベタ塗り)に比べると全ての巡目で局収支が500~1000点くらい低いです。6~8種の受け入れで6000点以上見込めるなら中盤くらいまでは待った方がよさそうですね。

次にポンテン・チーテン好形3900点のデータ(黒丸)を見てみましょう。こちらはリーチ打点が8000~9000点くらいあってもごく序盤でなければ積極的に好形3900を仕掛けていった方が局収支は高いんですね。冒頭の手牌にドラがもう1枚あったとしたらどこからでも仕掛けて良いことになります。仕掛けた好形3900ってこんなに強いのか、なるほどふむふむ。

実戦ではイーシャンテンの自分がテンパイしてリーチを打てるかだけでなく、以前の記事「中盤過ぎたらどんだけ危険か? 」 で書いたように10巡目には80%の確率で少なくとも1人はテンパイしているので、先手を打ってテンパイを取ることが大事なのでしょうね。

なお、ポンテン・チーテン打点が1000点のケースを加えた結果はこちらです。→ http://pds.exblog.jp/pds/1/201109/05/81/naki1000.jpg
※2011-09-05: ポンテン・チーテン打点が1000点のケースを追加

えっ、じゃあ後手踏んでしまったイーシャンテンの場合はどうなのかって?
そんなの見たいですか…
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これは後手で受け入れ6~8種のイーシャンテン時の局収支を表しています。先制攻撃を受けといて、マンガン確定の完全イーシャンテン程度で局収支をプラスに持ち込もうなんざどんだけ強欲かってのが分かります。ポンテン・チーテン2000点の好形テンパイなら後手でも局収支はかろうじてプラスになるので安全にテンパイ取れるなら取りましょう。

さて、今回は打点を落とすポンテン・チーテンのタイミングについて調べました。僕は個人的に仕掛けが苦手だという理由で取り組んだのですが、それだけでなくこの仕掛けに関する解析は、これから解かれていく新しい領域じゃないかなと思っています。
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この図は麻雀のアガリの内訳を示しています。もちろん打ち手によって様々でしょうが、全体として発生するアガリの約半分は仕掛けた手なんですね。これまで数多く調べられてきたメンゼンテンパイしてリーチかダマかとか、先制リーチを受けての押し引きなどのメンゼン手の判断ももちろんとても重要な項目ですが、このアガリの半分を担っている仕掛けをうまく使いこなせるようになりたいものですね。

本当はイーシャンテンに関しても受け入れだけでなく、最終形が好形になる割合などでも分離した方がよいのかもしれませんが、端緒に付いたばかりの分野ということでご容赦ください。

ただ今回分かったことはイーシャンテンの解析はハンパなく時間かかるってことですw
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by doraaka | 2011-07-11 19:39 | 牌譜解析


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