某研究施設に勤務する研究者です。研究や趣味の麻雀のこと。

天鳳成績管理ツール
最終更新 2011-03-04

当ブログのデータ等を転載したい場合は筆者まで一報願います。

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牌譜解析記事まとめ
過去記事へのリンクをまとめています。

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以前の記事
【牌譜解析】鳴いた時の手出し牌は要チェック?
※更新情報(2011-08-12)
チーテン・ポンテン時のソバテン率について、フーロ者の捨牌に手出し近隣牌がない場合の解析に加え、これとは逆にフーロ者が既に手出し近隣牌を切っている場合の結果を追加しました。


こんにちは、HAZです。
暑い日が続きますが、みなさん如何お過ごしでしょうか。
さて、例えば下のような仕掛けが入ったとします。特に条件のない平場です。
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1フーロ目に發をポン、そして11巡目に7pをチーして打6sだったとします。
今この鳴きによってテンパイしたと想定します。するとこのとき手牌から出てきた6sの近隣ってどのくらい危険なのでしょうか。

俗に「チーテンにソバテンあり」と言われます。今さら僕が説明するようなことではありませんが、これは下の手牌のような完全イーシャンテン形をはじめ、複合形に構えた場合に起こる状態です。
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この手牌からピンズをチーした場合に、手出しの6sのマタギスジ待ちになります。逆にソウズをチーした場合は仕掛けた部分の余剰牌として6sが打たれるので、その周辺は比較的安全になると言われています。
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この図はチーテン時の手出しが仕掛けたメンツとは別の色の数牌だった場合にその近隣(マタギスジまたはスジ)がアガリ牌となる割合(フーロ者の捨牌に手出し近隣牌がない場合)を巡目ごとに示したグラフです。なお、マタギスジがアガリ牌になるケースとは、マタギスジに該当する牌が当たるという意味で、マタギスジのリャンメン待ちだけではありません。
(※解析データ:天鳳鳳凰卓牌譜104万6024局)

巡目が深くなるほどにチーテン時のソバテンのケースが増えて、中盤以降では50~60%の割合で手出し近隣牌がアガリ牌になります。参考までにメンゼンリーチ時に宣言牌の近隣が当たるケースを黒丸で示してあります。いわゆるソバテンリーチです。最もリーチが発生する中盤で30%程度、終盤で40%弱の割合でソバテンに当たり、決して低くはありません。

さて、このソバテンリーチとチーテンのソバテンを比べるとなかなか面白いです。チーテン時に手出しの近隣が当たる割合は中盤以降でリーチの2倍弱程度もの違いがあります。チーテンは鳴きによって入り目を晒してしまうことになりますが、メンゼン手の場合は入り目が他家に分かりません。だからその分仕掛けた手の方が手出し牌の近隣が危険となる様子がこのような差ではっきりと現れてくるんですね。ふむふむなるほど。

ちなみに中盤以降のリーチ宣言まで持たれていた数牌が手牌構成に関連する牌である確率は実測で90%近くまで及ぶので、ほぼ手牌に関連牌があると思ってよいです。

なお、これとは逆にフーロ者の捨牌に手出し近隣牌がある場合の結果はこちらです。→ http://pds.exblog.jp/pds/1/201108/12/81/chiten3b.jpg

既に近隣牌が切られている場合はそうでない場合と比べて、ソバテン率は低下しますが、それでも中盤以降は35~40%程度の割合でソバテンなんですね。
※2011-08-12: 捨牌に手出し近隣牌がある場合の結果を追加

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次に、ポンテンの場合はどうでしょうか。例えば、上の例のような完全イーシャンテン形から8mをポンすると、ソウズで雀頭を固定するために7sが出ていき、その結果待ちは手出し近隣牌とは無関係になります。俗に言う「ポンテンにソバテンなし」というやつです。
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この図はポンテン時の手出しが仕掛けたメンツとは別の色の数牌だった場合にその近隣(マタギスジまたはスジ)がアガリ牌となる割合(フーロ者の捨牌に手出し近隣牌がない場合)を巡目ごとに示したグラフです。

1フーロポンテン時のソバテン(青丸)はチーテンより15~20%近くも低いですが、2フーロ(オレンジ丸)、3フーロ(赤丸)のポンテンになるとフーロ数とともにソバテン率は上がって行って、2フーロ以上のポンテンだと中盤以降は約50%以上の確率でソバテンなので、これはもはやチーテン時の危険度とほとんど変わりません。これはつまり実際には冒頭の例のような完全イーシャンテンに構えられるケースばかりではないということでしょう。

また、チーテンと同様にフーロ者の捨牌に手出し近隣牌がある場合の結果はこちらです。→ http://pds.exblog.jp/pds/1/201108/12/81/ponten3b.jpg

やはり既に近隣牌が切られている場合はそうでない場合と比べて、ソバテン率は低下しますが、それでも中盤以降は35~40%程度の割合でソバテンとなり、これもチーテン時の割合と同程度になりますね。
※2011-08-12: 捨牌に手出し近隣牌がある場合の結果を追加


ところで、ここまで鳴きによってテンパイしたことを前提として話を進めてきました。しかし、実際にはテンパイしたかどうかは分かりません。そこで最後に、鳴きによってどの程度テンパイしているのかの目安を見てみたいと思います。
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この図はフーロした時点での巡目ごとのテンパイ率を示したグラフです。序盤1フーロでのテンパイ率(青丸)は20%以下で、中盤に入ると上昇して10巡目の鳴きで40%に達し、終盤で50%を超えました。2フーロでのテンパイ率(オレンジ丸)は序盤から急激に上がります。6巡目で既に40%を超え、中盤10巡目以降の2フーロは約70%テンパイしています。3フーロ(赤丸)は序盤を除いて約90%テンパイしています。

これは単純にフーロ時点でのテンパイ率を調べただけなので、僕は個人的に大雑把過ぎてあまり好みではないのですが、実戦では捨て牌などからもう少し他の情報が得られることも多いはずです。これについては以前の記事「ドラ切ってきたらどのくらいヤバイ?」で述べたように、牌の切られ方でイーシャンテン気配やテンパイ気配の濃淡は現れますので、こちらと合わせることで実戦的に使えるかなと思います。

(※最後のフーロ数とテンパイ率の関係については、フレディさん他匿名1名より関連するリクエストがありました。)
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# by doraaka | 2011-08-09 23:20 | 牌譜解析
【日々】韓国でまさかのフリー雀荘PartII
こんにちは、韓国に出張中のHAZです。
明日の朝に帰国なんですが、滞在最終日にソウルのフリー雀荘に行ってきました。

※ちなみに前回の韓国で初めてのフリー雀荘突入記事はこちら→ 「まさかの韓国でリアル麻雀(2010年10月21日)」
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今回はいきなり入って言葉が全く通じないという問題が起きないように、韓国人天鳳プレイヤーのロボカイ君と、前回の突入のときにとてもお世話になったノリマキさんにも事前に連絡して、雀荘Rubixで待ち合わせしました。
これで万全なり(^-^)

ロボカイ君は日本語が上手でとても穏やかで優しい青年でした。
よく韓国人の男は日本人に比べて優しいと聞くけど、彼はまさしくそんな感じ。僕にも色々と詳しく説明してくれました。
今彼女がいないと言ってたけど、まあ全く心配いらないだろうw
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さて、麻雀のルールは日本の典型的なフリー雀荘のルールとほとんど同じです。前回の記事にも少し書きましたが、せいぜい切り上げ満貫がないくらいです。

そして、今回びっくりしたのは全自動卓がテンリーダーに変わっていたことです。リーチ棒を置くと、「ピンポーン、リーチです」と日本語で発声します。
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この写真、日本の雀荘じゃないですよ、韓国の雀荘です。
なんと満卓w
どうやら今は韓国の大学生は夏休みのようで、今日が金曜日の夜ということもあって多くの学生が来ているようです。
せっかくの機会なので毎回メンツも変えてもらって結構多くの方と打たせてもらえました。結局5時間くらい麻雀打ったかなあ。それから麻雀の成績も管理されています。僕のデータも残っていましたw
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最強戦予選の広告もありましたw
(※麻雀最強戦オフィシャルブログ 韓国から最強位を目指す!

日本のフリー雀荘で麻雀を打ったことがある人なら敷居は低いので、ソウルに行く機会があれば韓国で麻雀を楽しむのもよい思い出になるかもしれません。
言葉が通じなくても4人揃えば麻雀は打てますw

ホームページはこちら→http://cafe.naver.com/majak
(注:全部ハングルですw)
Rubix: ソウル地下鉄2号線新川駅4番出口から徒歩3分くらい

前回の記事→「まさかの韓国でリアル麻雀(2010年10月21日)」
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# by doraaka | 2011-07-23 02:01 | 日々雑感
【牌譜解析】打点が下がるポンテン・チーテンを取るタイミングは?
こんにちは、HAZです。
遅くなってすみません。しばらくの間こんな手牌について調べていて時間掛かりました。えっと、特に条件のない平場でドラは手牌に無関係な字牌です。
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受け入れ6種の完全イーシャンテンですよね。メンゼンでリーチを打てば出アガリで5200から7700の打点を見込めます。では特に先手を打たれていない状況で、例えば他家から10巡目に場に8mが打たれたとします。ポンすればテンパイしますが、打点は2000点に落ちてしまいます。仕掛けるべきなのでしょうか?

さて、今回は打点が落ちてしまうポンテンチーテンを取るタイミングについて調べました。完全イーシャンテンだし打点もそこそこ見えるんだからスルーしてリーチしたいと考える人もいるでしょう。でももう10巡目で、これより巡目が深くなってくると、テンパイする前に他家から先制攻撃が来るかもしれません。仮に先手を取れたとしても、この手がテンパイした頃にはもはや残り巡目も少なくアガリ目も少ないかもしれません。

そう考えると、やはりどこかのタイミングで折り合いをつけ、打点を下げてもテンパイを取らざるを得ない状況が出てきますよね。では、一体どこがポンテンチーテンを取るタイミングなのでしょうか?
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この図は巡目ごとの受け入れが6~8種のイーシャンテンの局収支とポンテン・チーテン2000点の局収支を表したグラフです。イーシャンテンは最終的にリーチをした場合に期待できる出アガリ打点の平均値ごとにプロットしてあります。
(※解析データ:天鳳鳳凰卓牌譜56万5274局)

例えば、冒頭の手牌ならばリーチ時5200~7700点で入り方によって平均7000点弱の出アガリ打点が期待できます。上の図でこれに該当するのは青丸のデータです。12巡目を超えると局収支はマイナスになるんですね。

では次に赤丸のデータを見てください。これは仕掛けて好形2000点のテンパイを取った場合の局収支を表しています。仕掛けた場合はツモ役や裏ドラ等による打点アップを全て拒否するわけですから、当然最高値が2000点を超えることはありませんが、終盤まで局収支はプラスです。

さてこれを青丸のデータと比べてみましょう。序盤はイーシャンテンを維持した方が局収支は高いですが、巡目が進むと急速に局収支は下がり、8巡目には仕掛けた好形2000点のテンパイの方が上回ってしまうんですね。これは受け入れ6~8種の場合ですから、当然のことながらこれより受け入れ枚数が少ないイーシャンテンならこの分岐点はもっと早くなります。

ついでに他の打点も見てみると、リーチして8000~9000点が保証されるイーシャンテン(オレンジ丸)ならば、先手を打たれなければ終盤まで安易に仕掛けない方がよいですね。一方で、リーチして4000~5000点程度にしかならない平均打点(緑丸)ならば5巡目くらいには早々に見切ってテンパイ取ってしまった方が局収支は高くなります。
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では、好形2000点以外のポンテン・チーテンではどうなるのでしょうか。上の図は先程の図に仕掛けて愚形2000点になるデータと仕掛けて好形3900点になるデータを追加したものです。

まずポンテン・チーテン愚形2000点のデータ(赤丸の白抜き)を見ましょう。仕掛けた好形2000(赤丸ベタ塗り)に比べると全ての巡目で局収支が500~1000点くらい低いです。6~8種の受け入れで6000点以上見込めるなら中盤くらいまでは待った方がよさそうですね。

次にポンテン・チーテン好形3900点のデータ(黒丸)を見てみましょう。こちらはリーチ打点が8000~9000点くらいあってもごく序盤でなければ積極的に好形3900を仕掛けていった方が局収支は高いんですね。冒頭の手牌にドラがもう1枚あったとしたらどこからでも仕掛けて良いことになります。仕掛けた好形3900ってこんなに強いのか、なるほどふむふむ。

実戦ではイーシャンテンの自分がテンパイしてリーチを打てるかだけでなく、以前の記事「中盤過ぎたらどんだけ危険か? 」 で書いたように10巡目には80%の確率で少なくとも1人はテンパイしているので、先手を打ってテンパイを取ることが大事なのでしょうね。

なお、ポンテン・チーテン打点が1000点のケースを加えた結果はこちらです。→ http://pds.exblog.jp/pds/1/201109/05/81/naki1000.jpg
※2011-09-05: ポンテン・チーテン打点が1000点のケースを追加

えっ、じゃあ後手踏んでしまったイーシャンテンの場合はどうなのかって?
そんなの見たいですか…
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これは後手で受け入れ6~8種のイーシャンテン時の局収支を表しています。先制攻撃を受けといて、マンガン確定の完全イーシャンテン程度で局収支をプラスに持ち込もうなんざどんだけ強欲かってのが分かります。ポンテン・チーテン2000点の好形テンパイなら後手でも局収支はかろうじてプラスになるので安全にテンパイ取れるなら取りましょう。

さて、今回は打点を落とすポンテン・チーテンのタイミングについて調べました。僕は個人的に仕掛けが苦手だという理由で取り組んだのですが、それだけでなくこの仕掛けに関する解析は、これから解かれていく新しい領域じゃないかなと思っています。
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この図は麻雀のアガリの内訳を示しています。もちろん打ち手によって様々でしょうが、全体として発生するアガリの約半分は仕掛けた手なんですね。これまで数多く調べられてきたメンゼンテンパイしてリーチかダマかとか、先制リーチを受けての押し引きなどのメンゼン手の判断ももちろんとても重要な項目ですが、このアガリの半分を担っている仕掛けをうまく使いこなせるようになりたいものですね。

本当はイーシャンテンに関しても受け入れだけでなく、最終形が好形になる割合などでも分離した方がよいのかもしれませんが、端緒に付いたばかりの分野ということでご容赦ください。

ただ今回分かったことはイーシャンテンの解析はハンパなく時間かかるってことですw
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# by doraaka | 2011-07-11 19:39 | 牌譜解析
【牌譜解析】ラス前で微差のトップ目のときは?
今回はラス前で微差のトップ目の場合について調べてみました。
例えば下の2つの手牌があったとします。どちらも南3局の西家9巡目で先制テンパイしたとします。そして、現在37500点持ちのトップ目ですが、2着の北家が35000点まで迫っている状況です。
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(1)好形待ちでダマ2600、リーチで最低5200。
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(2)愚形待ちでダマ1300、リーチで最低2600。

さて、このゲームをトップで終わりたければ、このラス前の局面でそれぞれリーチをした方がよいのか、それともしっかりダマで上がってオーラスを迎えた方がよいのか、どうなんでしょう。

ダマで確実に上がって微差でもいいからオーラスをトップ目で迎えたいという考え方もあれば、リーチで打点を上げてオーラスでの制約を厳しくしたいという考え方もあるでしょう。どっちが有利なのか調べてみます。
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この図は南3局トップ目でダマ2600の手を先制・好形テンパイした場合における2着目との点差と最終的にトップ終了した割合の関係(4~10巡目)を示しています。2着目との点差は2000点ごとのグループに分けて調べました。

では、この手をダマにした場合(緑)とリーチした場合(赤)を比べてみましょう。
6000点差までを調べてみたところ、違いは10%以下ですが、いずれもリーチを打った方がトップ終了する可能性を高めるようですね。

参考までに青丸と黒丸で描かれた折れ線グラフを見てみましょう。これは単純に2着目との点差に対して、それぞれ南3局開始時点、南4局開始時点でのトップ終了の可能性を評価したものです。例えば南3局で2着目との点差が2000点未満の場合のトップ終了率はざっくり40%程度であることが分かります。そして、この先制・好形テンパイを果たした瞬間にトップ終了率は55%まで上がったわけです。さらに、この手をリーチでアガり、2着目との点差を6000点以上にすることができれば、オーラス開始時点で7、8割方トップが見えることになるんですね。
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この図は局の開始時点における2着目との点差とトップ終了率の関係をもう少し詳しく描いたグラフです。こんな風に、例えば仮にリードしている点差が全く動かなくてもオーラスに近づくにつれてどんどん有利になっていくのが分かります。

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次は南3局トップ目でダマ1300の手を先制・愚形テンパイした場合です。同じようにダマにした場合(緑)とリーチした場合(赤)を比べてみます。やはりリーチした方がトップ終了率を高くするようです。また、最初に示した好形の場合と違って、このように愚形の場合は点差が小さいほどリーチを打った方が有利のようですね。

この2つのケースについて、いくつか該当する牌譜を見てみました。特に天鳳の場合は、ラス前のようなリーチに放銃してラス落ちする危険性が大きい状況では、愚形であれ好形であれ先制リーチは他家の手を自由に進めさせない効果がとても大きいようです。その証拠に、この2つのケースでリーチした場合のトップ終了率を比べるともちろん好形リーチ5200の方が高いものの、愚形リーチ2600との違いはそれほど大きくありません。トップ目は結果的にアガれなくてもリードしたままで局を進めるだけでトップ終了率を上げているんですね。その上、アガることができればリーチで打点を上げているのでオーラスに厳しい条件まで与えられるというワケか。ふむふむ、なるほど~

以前記事にした局収支についてもそうでしたが、調べてみると先制リーチというのは色々な意味で実に強力なんですね。

(但し、一般論として扱う場合はトップ取りに向けた解析に天鳳の牌譜がどの程度有効なのかという問題もありますので、その辺は注意して下さい)
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# by doraaka | 2011-06-07 23:46 | 牌譜解析
【日々】文部科学大臣表彰を受賞しました
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この度、このような素晴らしい賞を受けました。
自分の研究を国から評価して頂いたことをとても嬉しく思います。
本当は4月中旬に東京で受賞式が催される予定だったのですが、大震災の影響で中止となり、このたびようやく受け取ることができました。

僕の専門は、流体力学という分野に属します。
乱流拡散や相転移といった非常に興味深い物理現象が豊富で、航空工学や伝熱工学、エネルギー工学などへの応用も進んでいる分野です。僕の研究内容にもし興味がある方がいればお会いした際にでもお話します。

今回の表彰を受けて、自分が研究する人生を歩み出した頃のことを思い出して、当時の写真を久しぶりに開いてみました。
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僕は今から9年前に大学院を出てからドイツの研究所に勤務しました。この写真は当時借りていたワンルームのアパートの様子です。昔の写真なんて全然見ていなかったので、さすが9年も前となるとスゴイ懐かしいです。この写真を見ているだけで色々と思い出します。最初の頃は薄給で金が全然なくて、この組立式のテーブルやイスも超安物(たぶん日本ならニトリで数千円w)なんだけど、苦悩の思い出が一杯あったので日本に帰国するときに捨てられなくて持って帰ってきてしまいました。運送費の方が高かったですw


研究開発においては、直感や発想はとても大切だと思っています。
研究業界では僕はまだ若手の部類にいますが、それでも実際のところ20代の頃のような思考の柔軟性はなくなってきているなあと日々感じます。経験を積めば知識は増えますが、反面それは先入観を生み、自由な発想を妨げたりします。だから問題に直面した時には、気分をリフレッシュさせ、休みの日は積極的に趣味などを楽しんだ方が、独創的なアイデアが思い浮かんだりします。

僕にとって趣味に投じられる時間は次第に少なくなってきたけれど、これはもしかしたら一麻雀ファンとして麻雀を楽しんだから得られた成果かもしれません。感謝感謝
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# by doraaka | 2011-05-27 19:42 | 日々雑感


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