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少しずつだけど、最初のうちは全体的な傾向をつかんで、それから細かい解析に入っていきたいなと思っています。今回は巡目と同卓者の手牌の進み具合です。
まあ僕なんかもよくあるんですが、だいたい集中力が欠けている時ってのは、自分の手しか見ていなかったり、どっかからリーチが入るまでは誰もテンパってないと思ってたり・・・ ほら、心当たりありませんかw そこで中盤を過ぎたあたりの巡目では、同卓者がどのくらいの割合でテンパイしているのかを調べてみました。 まずは青色で示した「リーチが入っている確率」を見ましょう。リーチが入っている確率は5~6巡目くらいから少しずつ増えていって、10巡目くらいには50%に達しています。麻雀打っていると2回に1回くらいは10巡目にはどっかからリーチが入っているんですね。 でも、実際にはリーチ以外にも、ダマのテンパイがあったり、鳴いたテンパイだったりもしますよね。 そこで、次に赤丸で示した「少なくとも1人はテンパイしている確率」を見ます。これはリーチ手、鳴いた手、ダマなど全てのテンパイを含みます。こうして見ると、7巡目くらいには、もうテンパイしている人がいる確率が50%もあるんですね。しかも、中盤を過ぎたら、もはや8~9割誰かはテンパってるんですね。 麻雀を多く打っていると、リーチが入ってる確率は経験的に把握している部分もあるかと思いますが、実際はその1.4倍くらいアガれる状態の人がいるんですね。いつも適当に麻雀打ってどっかからリーチが入るまで無警戒な人は赤く塗りつぶした領域をケアできるようになりましょう。 次に、手牌が、テンパイか少なくともイーシャンテンになっている人がいる確率を解析しました。 捨て牌が2段目に入ったら、もうほぼ確実に少なくとも1人は悪くてもイーシャンテンです。そうじゃないケースはほとんどありませんw 中盤8巡目くらいを過ぎると80%程度の確率で2人以上が悪くてもイーシャンテンです。リーチみたいにはっきりと目に見えるもの以外って意外に過小評価しているものじゃないでしょうか。 今回のような解析は、言ってみれば木を見る前の森を見る作業で、あくまでも解析した局の平均的な結果です。ここからは実際に他家がどのような動きをした場合、どのような捨て牌になった場合により可能性として高くなっていくのかなど調べていけたらいいなと思っています。
by doraaka
| 2011-02-23 20:25
| 牌譜解析
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