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※更新情報(2011-03-19):
状況的に自由に打てない局面となる「先制リーチが入っている局面」と「ドラポン(ドラカンも含む)が入っている局面」を除外しました。コメントありがとうございます。 さて、牌譜解析のデータも無事(笑)だったので、今日からまた少しずつ結果を出していきたいと思います。 2/23の記事「【牌譜解析】中盤過ぎたらどんだけ危険か?」で、下のような図を出しました。 では、もし自分がイーシャンテンまで手が進んでいない場合、他家3人の誰を警戒すればよいのでしょうか? 今回は、他家の捨て牌と手の進み具合についてです。 麻雀でケアする相手として、よく言われるものには、 (1)ドラが切られた場合 (2)赤ドラが切られた場合 (3)2枚切れ以上の字牌が手出しされた場合 (4)ターツ落とし(リャンメン、カンチャン)があった場合 などがありますよね。 (刻子市民、六寸釘くん提案ありがとう、大学合格おめでとうw) このようなとき、実際には相手の手牌はどの程度まで進んでいるのか調べてみました。今回もサンプルは天鳳の鳳凰卓66万局です。但し、「先制リーチが入っている局面」と「ドラポン(ドラカンも含む)が入っている局面」など状況的に自由に打てない局面を除外しています。 (1)ドラが切られた場合 まずは赤丸のデータから見てみましょう。 これはドラが3~7牌の場合に、そのドラが打たれたとき悪くてもイーシャンテンである確率を示しています。捨て牌が2段目になる7巡目での3~7牌のドラ切りは約80%、10巡目以降では約90%程度の確率で少なくともイーシャンテンになっているのですね。 でもこれはドラがどんな牌かによって変わります。 ドラが28牌(青丸)や19牌(緑丸)などの端の牌、または字牌(黒丸)になってくると少なくともイーシャンテンになっている確率は低くなるんです。牌の活用度から言ってもメンツに使いやすい3~7牌が押し出されるときは比較的危険ということですね。 (2)赤ドラが切られた場合 (3)2枚切れ以上の字牌が手出しされた場合 少なくともイーシャンテンの確率は中盤の10巡目を過ぎると60%程度になります。この字牌を切ってテンパイする確率は中盤以降でせいぜい20%程度なので、ドラが切られた場合に比べると、決定的な判断材料にはならないようですね。 (4)ターツ落とし(リャンメン、カンチャン)があった場合 リャンメンターツ落としの場合は7巡目以降、カンチャンターツ落としの場合は8巡目以降で、約70~80%の確率で少なくともイーシャンテンです。このターツを落として即テンパイしている確率は中盤で20%程度、終盤で30%程度です。 実戦では、これらを組み合わせて判断できる局面も少なくないと思います。 もちろん何の情報も落とさない場合も少なくないと思いますが、捨て牌が2段目になって誰が一番手が早いのかを見極める情報として拾える情報は拾っておいた方がいいですよね。
by doraaka
| 2011-03-17 20:10
| 牌譜解析
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